ツールド国東2013
行ってきました。ツールド国東。
長男の部活もあり、なかなか家族で出る用事が立たないので、義弟の誘いもあって、かねてから参加してみたいと思ったツールド国東に参戦です。
それにしても九州のサイクリングイベントで3000人定員がわずか4,5日で満員に!
年々、増えているみたいです。
今年は、カレンダー的に前日が木曜日。
診療は昼までなので、昼から出発して義弟と北九州で合流。
その後、一路大分へ。
久しぶりの大分で、新緑が眩しい季節。
ドライブだけでも最高です。
いつも感じるのが大分には大分のにおいがあるな~ってこと。
学生時代大分のあたりをウロウロしていたのを思い出します。(あの彼女どうしてるかな~)
さて、感傷に浸りながらホテルに到着。
駐車場には、いるはいるはチャリを積んだ車が。
ロビーには早やサイクリングウエア着用の御仁も(自走なのか?)
旅の楽しみにご当地名物を食する。
ここはファミレスやホテルのバイキングではいけません。
今回は自転車メインなのでそこまでは食にこだわらないものの、イベント前にはやはり美味しいカーボローディングをしたいものです。
ただ、やみくもにご当地グルメにこだわると失敗することもしばしば・・・。
今回は散々悩んだ挙句、ホテルの人おすすめのホテル側のとんかつ屋さんに決定。
大分名物とり天は食べられるだろうと!
ここで、いつものやらかしたパターンで。
待っているあいだは異常に腹がすくもので大量発注。ホテルの人が結構ボリューミーですよと注意してくれたのに・・・。
これが最後の仕上げに来た上ロース。
お隣のご夫婦も呆れるほどの大量注文。
残すことは避けたいとおもい、必死に肉に食らいつく。胸焼け寸前でなんとか制覇。
最後のひと切れは義弟に譲る。
(もう結構アブラ注意報でした)
義弟は結構余裕があるようで、これが若さの差か!
迎えて本番当日。
昨日の肉が若干残るものの、なんとか朝ゴハンは入りそう。
6時半オープンの食堂前にはレーパン姿が大勢待機。
ちょっとムサイ。
車で15分ぐらい移動。
会場周辺は既に大渋滞。
少し離れた駐車場にとめて受付へ。
LOOKにしようかFELTで出ようか悩んだものの見栄でLOOKチョイス。
それでも軽さを重視してR-SYSを装着。
恒例の機材チェックをするもやはりお目当てのデローサ・プロトスは見つからず。
LOOK695やTIMEなどは何台か見かけました。
しかし出走3000台は壮観です。ちょっと場所を移動しようにもバイクを傷つけないかとヒヤヒヤでした。
まあ、ありがちな市長、国会議員などの長い挨拶のあと、いよいよスタート。
出だしは市内のパレード走行。
杵築の街がこんなにも武家屋敷っぽいとは。結構素敵でした。
最初は山岳から。
通常だとここでバラけるのでしょうがなにせ大人数なのでずっと集団走行でした。
時折猛烈な勢いでTTバイクあたりが抜かしていくので少しだけ列車に乗ったりしながら基本はマイペース。
義弟も普段から足を鍛えているようでここ一年格段に進歩です。
第一CPでは補給は水だけ。
でも少し休むと格段に気持ち良くなります。
ツールド国東ってフラットなコースかと思っていましたが、地味に坂が混じって結構タフです。
それでも第二CPで甘いものを補給すると一気に回復。
さすがにこれだけ人数が多いと至るところで列車が形成され、自分に都合のいい列車を探すのも楽勝。まさに無賃乗車三昧でした。
所々にテンションのあがるバイクを見つけ後ろについていきます。
LOOKのクロモリにはやられました。
古いバイクを丁寧に乗っているのって、自分ではできないだけにすごく素敵です。
60キロぐらいまでは好調で景勝地では記念写真も
今回足の調子はそう悪くなかったのですが第三CPあたりから、どうも尻の調子が・・・。
今使っているタイオガのツインテール。薄い割には最近尻に馴染んできたところだったのに。
どうも上りになって必死にペダルをこぐと、俺様の息子がいなくなったようにしびれ出す。一瞬、どっか落としたかと心配になる程。
後半はほとんど義弟に引いてもらう始末。
もう、必死のパッチでついていくのがやっと。
後半は海岸線でフラットな道が続くのかと思いきや、結構アップダウンがあり、列車に乗り続けるのも苦痛なほど。
ところが、最後のCPで大学時代の同級生を発見。北九州の折尾?で開業しているA先生だ。同窓会で自転車に乗っているのは知っていたが、まさか会えるとは。
人一倍見栄張りな私としては尻が痛いのなんのと同級生のまえでは言っとられません。
ジャムおじさんに顔を取り替えてもらったアンパンよろしく、元気復活!
とりあえす、A先生が見えなくなるまでは高速列車発進。
A先生が見えなくなった途端、各駅停車の鈍行車両に早変わり。お尻の心配をしながら、杵築の町並みを愛でます。
さいごは結構ヨロヨロとゴール。
先ほどのA先生の奥さんI先生を発見。
なにを隠そうI先生は私の大学時代の卓球部の先輩。
懐かしトークに花が咲きます。
ゴール付近はごった返していますが、知り合いをみつけてはお互いをたたえ合います。
このイベントはあらかじめ完走証が渡さているのでゴール時のイベントは特にないので、なんとなく拍子抜けのゴールです。
せめて石見グランフォンドのようなお立ち台があればいいのですが。
まあ、ともかく無事完走。
あとは土産のとり唐揚げを買って帰るだけです。
知り合いたちはこの後、別府だのに寄って温泉に入るそうな
「う、羨ましい・・・」
この時ばかりは完走の充実感よりも苛立ちが上回りました。
ともあれ、一度出てみたかったツールド国東。
大満足です。