BMW XMレビュー

 ついこの間、医院車両に加わったBMW・XMの感想です。

本来、鈍感なので車のレビューとかは書かないのですが、まだXMの試乗記などがすくないので個人的感想を書きます。

この個体は外装真っ黒、内装白でパッと見ると戦車か!ってツッコミたくなるほどごついです。
車両自体も大きいのですが、前に乗っていたGLEとはそう変わらず、車体がチョット長いだけ。
ただボンネットは厚いようで見切りは悪いです。まあ、GLEと比べても目くそ鼻くそ笑うってもんですが。

取り回しは最小回転半径6.1mとなっていますが、実際にはリアアクスルがついているのでそれよりも0.6mぐらい小さいそうです(不思議とどこにも書いていない)。ですのでそんなに不便を感じません。

外装、内装の感じは色んな写真など見てもらえばわかると思いますが、乗った感想は前席はチョースポーティー、後席は物凄くゴージャス。特にリアは乗った途端に綺麗なお姉さんが隣に座ってくれそうなほどフカフカでどっかのスナックのラウンジソファーみたい。

肝心の運転した感想ですが、足回りは物凄くハードですね。さすがにフェラーリよりはなんぼかマシですが、ほぼ匹敵するほどです。安楽に乗りたいと考えている人には不向きですね。

パワートレインですが、そりゃ~もうパワフルですよ。なんたって650PS越えですからね。
しかもPHV特有の初っ端から早いってやつですよ。
また、モーターだけで100キロ近く走れるっていうのも魅力です。
往診に使うにしてもモーター走行してるとそれだけで優しい!って感じがしますもんね。

扱いは前車のGLEとかなり違うので戸惑いますし、全部の機能がまだ分かっていません。
ただ、クルコンの介入はベンツより激しい気がします。

このXMはとにかく装備がゴージャスでてんこ盛りなので所有感は満たされますが、輸入車全般値上がり傾向なので前車よりだいぶ高くつきまいした。

それに伴い、今まで医院車両であったカリフォルニアTは11月のINAKAライドの伴奏をもってお役終了となります。

また、往診時や学会に行くのにエキゾチックカーが欲しいと思える日が来るほど若さが蘇ればいいのですが。