しまなみ海道
10月の連休、医院は矯正診療中でしたが、院長である私は空いていたのでかねがねロードバイクで走ってみたかったしまなみ海道を走ってみることにしました。
まず土曜日の夜、妹尾先生に挨拶をして出発地の道の駅たけはらに向かうことに。
まず、たけはらに行ったことがなくて道の駅もどんな感じかわからない。
それでもオデッセイで初めての車中泊を計画しており寝袋とキャンプグッズも持参しました。
道の駅に到着してみると想像するより町中にあります。
泊まっている車もかなりあり、バーナーを焚くのもはばかられるほど。
それでも持参の鍋焼きうどんは調理していただくことに。
ま、とりあえずビールをかっくらって就寝。
翌朝、意外にも爽快に目覚めスタート。
が、いきなり雨。
天気予報では昼から晴れなので気にせず尾道まで向かいますが、ややテンションダウン。
ただ、風は追い風で爽快に走られます。
トライアスロンで懐かしの三原を抜け、1時間ちょっとで尾道に到着。
尾道では行ってみたかった、自転車専用のホテルに行ってみることに。
まあ、オシャレ‼
便所まで庭があるし!
カフェも併設、ジャイアントストアもある。自転車乗りには完璧です。
が、和んでいるとガッツリ雨がΣ(゚д゚lll)カ。
仕方なく雨宿りをしていましたが色んなライダーとお話ができました。
神奈川やら九州からとか皆さん遠くからしかも何回も来ていらっしゃいます。
40分待ってやっとスタート。
憧れのしまなみを走ります。
前半は多くのチャリダーおりテンションもマックスであたかも何かのイベントのよう。
とにかくどの信号待ちでもライダーがいます。
天気も回復して海もきれいで、ここを走られることに感謝しました(何に?)。
初めのうちは渡る橋のつど記念写真を撮っていましたがだんだん同じ風景に見えてきました。
しまなみに来て一時間も走っているとお昼をどこで食べるかが気になりだします。
なにせ、本日中に松山にたどり着いてなおかつもう一つの目的でもある「坂の上の雲ミュージアム」に行くという予定があります。
ですので昼ごはんにあまり時間がかけられず、かつ、しまなみを感じられる何かがいいのですが、そこで人混みもまずまずなたこ天屋を発見。
急遽ピットイン。
案の定すぐにタコ焼きたこ天と出てきて素早い給油タイムで終了。
ただ、同席した松山のチャリダーさんと話こんでしまい結局長い昼休みに・・・
このあとも、行く道道に村上記念館だの何なに美術館だのと立寄たいところが満載ですが、時間がない私にとって断腸のおもいでペダルを踏み続けます。
しまなみ海道も後半戦になってくると北東の風が強くなってきて橋の上を走るのがなかなか手ごわい状況に。
最後の来島海峡大橋に至っては、ものすごい強風でバタバタと走っている自転車が倒れています。
ここはいっぱしのチャリダーとしては押して歩くわけは行かず必死のパッチで走り切りました。
もうこの時点で結構体力的にアップアップ。
心も折れる寸前です。
この際、今治観光などどうでもよし!
なんとしてでも5時半までにミュージアムに滑り込みたい、の一念。
この時点で3時。松山までは44キロ。
普段なら楽勝ですが・・・。
猛烈な北東の風が。
常時3%の坂を上っているような状況。
どんなに必死にペダルを踏んでも時速22キロがイッパイ。
すでにこの時点で130?走破!
距離的には何でもないけど気分的には石見グランフォンドよりもきつい。
ただ、どうしても坂の上の雲ミュージアムには行きたい。
その一念で頑張りました。
今治から松山までの道は結局ほぼ頭に残っておらず必死に踏ん張りました。
頑張りに頑張って5時15分にミュージアムに到着。
ま、実際、小説一本で作っている博物館なのでそんなにボリュームがあるわけではありませんがNHKのドラマを見て以降、是非来てみたかった処。
感慨はひとしおでした。
6時半の閉館時間まで粘って、暗い中ホテルへ。
幸いホテルはミュージアムの側。松山のど真ん中です。
ビジネスホテルですが温泉付き。
疲れた体にはすごくありがたい。
ひと風呂あびて、いざ松山のネオン街へ。
と思ったものの一件目のうどん居酒屋でもうヘロヘロ。ホテルへ直帰でした。
ベットに入って、5秒でお休みなさい。
つづく・・・・。