サザンセトロングライド2017

エイドステーションが猛烈に充実との噂を聞いて一度出てみたかったイベント。
今年は出場が叶いました。

前のりして車中泊でMCCの仲間とBBQでもする予定でしたが、駐車場が車中泊不可ということで当日入りすることに。

前日は長女の用事のため、家にいるのは次男と僕だけ。
メシの支度をしてとっとと9時に就寝。
「やっぱり眠れね〜」
寝付きは悪くないのだけれどもガッチリとは眠られず、2時に起床。

妻がオッデセイを使っているためクーペで出動。チャリを積むのも大変。

4時過ぎには会場のウエルネスパーク柳井に到着。すでに結構な車があります。
MCCのメンツもすでに到着していました。

MCCのメンバーは多くが先頭付近に場所取り。
今回は制限時間も長めだしゆっくり行くつもりなのでやや後方に位置取りをしました。

今回の目的の一つに九州のアラタケ先生と走ること。先日の同窓会で出場は確認済み。
アラタケ先生と走るのは5年前のツールド国東以来です。
MCCでだべっていると、アラタケ先生参上。
「いや〜、シラガミの声は通るからすぐわかったよ!」
とのこと。アラタケ先生もやや先頭付近に位置取り。これはしばらくボッチ旅になるかも。

6時前には出走場所に移動。
この時INAKAライドのジャージを着ていったため、出場した多くの方に声をかけていただきました。

さあ、先頭から15分ぐらい遅れてスタート。大規模な大会にかかわらず出走はスムーズです。

とりあえずアラタケ先生目指して走りますが結構みんな飛ばします。
大きな峠でもあれば少し近づけるのですが、出だしは下り基調。少しの上りで何人かは抜くのですが下りでバンバン抜かされます。

 下りは苦手ではないのだけれども、皆さん早い!

それでも第一エイドでMCCメンバー、アラタケ先生をキャッチ。
今回、給食がブチイイ!と聞いていたので昨日の夕食からお腹を空かせていました。もはやハンガーノック寸前。
とりあえず茶粥、練り物、果物、ロールケーキと頂きました。

すると、ここでINAKAライドにも出場していた岡山の獣医のTake君発見。今回は山口の友達?とお揃いのカッコイイジャージを着ていました

さあ、次のエイドステーションを目指しますが、途中でMCCのヨシさん発見。
チェーントラブルとな。素人にはむつかしそうなのでマビックカーを待ちます。
その間、車の中で寝坊で出遅れた野村さん到着。
ここぞとばかりに平坦で単調な道を野村特急号にただ乗りです。
流石、特急!次々鈍行を追い抜いてあっという間に第二エイドへ。

ここではサザエ、炊き込みご飯、梨、シュークリームなど美味しく頂きました。ここでもアラタケ先生は早くも出発。結構早い!

第二エイドからは島の裏側のややアップダウンのあるとこ。
アラタケ先生に追いつくためにもまたも野村特急号にただ乗り。
この特急、恐ろしいことに下りがチョー早い。しかも後ろに乗っている乗員のことは考えない暴走列車なので乗るのも大変です。

アップダウンのダウンで徐々に離されていき、最後には完全にちぎられました。

こうなれば自力で行くしかなく第三エイドに着いた頃にはアラタケ先生の姿は見えず。

ここでは名物みかん鍋やフルーツてんこ盛り、ケーキなどを頂き、MCCの山ボケさんや野村さんと体が冷えるまで喋り倒し。

折角なのでちょっとはアラタケ先生と走ろうと思い、MCCの仲間より先にアラタケ先生を追いました。
しかしこっから苦手な平地巡航。しかも向かい風。なかなか都合よくいい列車はきません。
気が付けばこちらが列車の先頭になっていることも。
と、そこに
「お先に〜」
と審判と書かれベストを来たライダーが。
これはチャンスとばかりにその列車に飛び乗りました。
さすが、審判列車早い!
結構な向かい風にもかかわらず、40キロ弱で突き進みます。あまりの速さに他の乗員が乗ってこれないほど。結局2両列車で爆走です。あまりの無賃乗車に気が引けて少し先頭に出るも30秒ともたず交代。

そして、第4エイドに到着。
ここでは鯛寿し、団子汁?、アイスクリーム、ブッセなどを頂きました。
ここで、野村さん、山ボケさんと合流。
さすがに、向かい風はきつかったそうな。
ここでも、そこそこくつろいでいると、ついにヨシさん到着。DNSを覚悟していただけに驚きました。
さすが、マビックカー、修理が迅速です。

第5エイドに向けてみんなより早く出発。
ここでも適度な列車を探します。
さっきので味をしめて審判列車を探します。すると猛烈な勢いで抜かすチャリが!先ほどとは違いますが審判号です。
いかにも平地が早そうなスプリンター脚です。
飛び乗るのもやっとの思いでしたが、しばらくは高速で巡航。ちょっとした丘もダンシングでグイグイ行きます。

少し行くと、海沿いの小さな峠に突入。10%の坂も続きます。
ここで先頭機関車ペースダウン。流石に疲れたみたいです。悪いとは思いつつ、先頭車両を切り離して先に進みます(ゴメンネ)。
そして、先行するまずまずのスピードで登坂する女性をキャッチ。
抜き去る時に
「素敵なカラーの自転車ですね
と声をかけられました。登坂途中に女性から声を掛かられたら、イタリア男も黙っておれません(誰が?)
「モンドリアンカラーと言ってスペインの画家の名前がついているんですよ。」
と渋く渡瀬恒彦ばりに答える俺完全に坂のキツさ、忘れてましたね。

その後はしばらくプチ合コン状態であっという間に第5エイドに到着。

ここでアラタケ先生はおらず、せっかくここまで来たからには少しでも一緒に走らないとの思いから、ケーキとコーラを頂いて素早くピットアウト。

最後は平坦区間なので個人TTばりにソロで追います。ふと気が付くと4人列車の先頭に!
「よっしゃ!みんなついてこい」とグイグイ引きました。

残り10キロ地点、見覚えのあるグリーンジャージ発見。
ついにアラタケ先生捕獲。本人は逃げていたわけではないだろうが、こちらがエイドで休み過ぎたためにやっとキャッチできました。

ここからは仲良く二人で駄弁りながらゴールとなりました。

それにしてもアラタケ先生、機材も足も確実にアップしています。
流石に同級生においていかれるわけにはいかないので日々精進です。

今回はINAKAライド直後の大会であったのでジャージを着ていていろんな人から声をかけていただきました。
ありがとうございました。