ホンダドリームライディングスクール

娘が普通二輪免許を取ったのをきっかけに、にわかに復活したバイク熱。

娘に買ってやったつもりのホンダモンキーに乗ってるうちに自分のバイクも欲しくなり、いろいろ検討を重ね数か月。

当初は憧れのBMW R1300に自動サスペンションが付いたことで足つきの不安から解消されるかと思いBMWを検討。
実際山口のBMWに試乗に行き、またがるも己の昭和体型の短足に絶望。
いくら機械が進化したとしても僕の足はこれ以上長くならないのね・・・。

この年でゴリゴリのスーパースポーツに乗る気はなく、アドベンチャーバイクに憧れたものの、アドベンチャーバイクはどいつもこいつもシート高が高くやはりカタログスペックの170cmの私の身長かつ短足ではなかなかに足つきが悪い。

アメリカンを選べばそれなりに足つきも不自由なく自由に乗れそうではあるが、自転車同様バイクも山の中や、道なき道を走りたいと思い、そうなるとやはりアドベンチャーバイク一択。
以前ホンダドリーム島根で跨ったアフリカツインはギリギリいけるかもしれないがそれでも足つきの不安がある。

できれば楽に乗りたいと思いオートマチックを希望する、もしくはクラッチさえなければそれでもオッケー。
なんならカブの750CCがあってくれてもOKである。そんな中、私の希望に合致するのはホンダの大型スクーター(なのか)x-adv一択。

車種を決めてからは行動は早かった。
早速ホンダドリームに申し込み。
なんとX-ADVは相当人気があるらしく、私が1月初旬に申し込んでも10月以降の納車となるらしい。
まあモンキーがあるので特段、納車は急いではなかったし、 4月にはフェラーリローマスパイダーが納車される予定であったのでこれ以上何かが増えると妻の頭の角が増えそうでほとぼりを覚ます必要があった。

あだ果たしていきなり大型に乗れるかという不安は付きまとったが、ホンダドリームの斉藤さんからライディングスクールがあると聞き、大型車の勘を取り戻すべく参加することにした。

普段は父親をディスり放題ディスる娘にも一緒にスクールに参加するか?と問いかけてみると、意外な事に参加すると言う。
ここは一発父親の威厳を見せるチャンスと、娘と一緒に参加することにした。

さて当日は、そうそうに梅雨も明け、7月の上旬なのに猛暑。
10代に通ったことがあるMランドの懐かしきバイクコースにて集合。
教えていただける教官も多くは「しらがみ歯科」の患者さんということもあり気楽に参加できた。

娘と私はレンタルバイクではあるのだが、多くの方はmyバイクで参加されている。
こういうところに来る人のバイクはやはりそれなりにこだわりがあり、そのバイクを眺めるだけでも楽しい。
かつバイク好きということでどなたに話しかけても楽しく会話ができ、こういった人たちと一緒にお話できるだけでも参加して良かったと思える。

ライディングスクール自体はHonda主催ということもあり、飲み物や食べ物も完備。
スタッフの皆さんは丁寧に気を遣ってくださるので非常に心地よいものであった。娘も女性は一人だとどうしようと不安がってはいたが、そこそこ女性が参加されており娘も非常に楽しそうだった。

教習内容自体は懐かしの一本橋やスラロームといった基本的なものが多く、私が希望していた小旋回やアクセルターンなど、当然やれるわけもなく、それでも地道に教習時代を思い出して楽しかった。
私が納車待ちしているX-ADVで参加されてる方もいらっしゃり、乗り心地などを訪ねることもできた。

娘は非常に楽しかったようで、次回もあれば参加したいとずっと言っていた。
まさか娘がバイクに乗ると思わず、意外なことで共通した趣味ができたこともうれしいことである。
ただ実際に娘が神戸の街中で大きなバイクを乗るのかと思うと不安でしょうがないのではあるが。

私も気力体力ともに準備ができたので、あとはX-ADVの納車を待つばかりである。

ホンダドリームの皆様、Mランドの講師の先生方、本当にお疲れ様でした。