久しぶりのキャンプツーリング

最近、属性がチャリダーからライダーに移行してます。

今回はせっかくバイクを買って、やってみたかったキャンプツーリングを決行。
11月の頭の連休。山口のO先生、熊本のS先生に会いに行くのを口実にツーリングに行ってきました。

この日の為にいろいろ用意してきたキャンピンググッズ。
国産のコットテントにナンガの高級シェラフ。
今回がっちり使うのは初めてとなり、自分ひとりでできるかは、結構ドキドキでスタートです。まずは土曜日診療後にO先生に会いに行くために山口の宇部に出発。

O先生に会ったのち、その日の宿は「カッタの湯」でカプセル泊まりです。
私は結構安宿好き、なんなら出るものが出てきてもお安い方は大好きです。カッタの湯には安いうえに温泉浸かり放題。お食事もリーズナブルそして大好きなカプセルホテルです。ただ今回は少し寝床が硬く深くは眠れませんでした。次の日の朝湯につかり、長崎から来てしまなみ海道に行くというライダーさんと談笑。
しまなみ海道に行くのならぜひ亀老山に行ってみてと伝え、彼からも熊本のスポット聞くことができました。
出発前にライダーさんとお話をするのはなんとなくテンション上がりこの度が良いものになるということを予感させてくれます。

カッタの湯では朝食も取らずに出発。
福岡に住んでるころから行ってみたかった貝汁で有名なドライブインで朝食を摂ることにします。
貝汁自体は普通の味ではあったのですが、やはり名物ということでここは食べておこうと。味そのものは普通だったんですが、やはり名物店ということで僕が入って以降はどんどんお客さんが来て、僕が頼んだ朝定食もすぐに売り切れ。
この後は一旦高速から九州に渡ります。
中津手前で高速を降りそれからいよいよ耶馬渓、やまなみハイウェイ目指しました。
耶馬渓ややまなみは今まで幾度となく行ってましたが、今回バイクで訪れるのは初めて車やチャリで走ることはやはりまた違います。
ただ事前の天気予報では晴れと思っていたのですが薄曇りでやや気温が低く肌寒いと感じ、バイクに乗るには気温管理大切ですね。ここからルートマップで確認していた宇佐ピチュというところに向かい、そこでは自治会の皆さんのいろんな話を聞くことができました。
自治会全体で盛り上げてる場所なんだろうと思いなるだけお金を落とそうと少しだけお土産を購入。味はともかくペルーに馴染みのあるインカコーラというものを頂きましたまた。
このインカコーラについては自治会のおじいちゃんたちがあれこれ説明してくれるのですが、そこから「ばけばけ」の話とかに移って長い長い!
なんとか話を打ち切ってリスタート。

やっぱり秋のやまなみハイウェイ、至る所でバイクとすれ違います。
それでも所々でチャリとすれ違い、やっぱり僕の属性はチャリダーなんだという認識。
やまなみハイウェイを駆け抜けているチャリの人たちとも話すことができました。バイクはとても好きなのですが自力で走るチャリはやっぱりかなわないと思っています。

瀬の本高原で一旦休憩、その後パワースポット押戸石の丘に行ってみることにします。
ここはYouTubeで見て以来、その日本離れした光景に一度自分の目で見てみたいと思っていました。実際、自分の目で見ても感動!ただ、だんだん天候が悪くなり、貧弱なキャンプ道具しか持ってきてない僕はそのことが不安になり景色を心より楽しむことができません。
ここからとっとと出てキャンプ場に向かわねば!という思いがあって本来見るべきスポットも全部回ることができずじまい。
丘を出てから徐々に天候が回復。それならばと翌日に行く予定だったホンダ工場に行ってみることにします。

ホンダ工場ではライダーの記念撮影場所があったり、ウェルカムゾーンがあってそこではコーヒーなどの飲み物飲み放題、歴代のマシンも並べてありライダーなら興奮すること間違いなしです。
何なんですかね~バリバリ伝説世代としては「CB750F」あたりを見ると胸暑ですね。

そのあとは仕事関係で熊本日赤のS先生と面談。

時間が余ったので熊本に行くならば是非行ってみたかった勝烈亭に行くことに。
勝烈伝に行ったのであればあれもこれも食べるつもりではあったが、さすがに還暦前もうそんなに揚げ物って食べれませんね。
もう自分の胃袋の貧弱さに嘆くばかりでした。
その後腹をパンパンにさせながら本日のキャンプ地、津志田河川自然公園に向かいます。
このキャンプ場は無料キャンプ場でおそらく熊本市内の人たちが日中バーベキューしたり、夜は家族で泊まったりするような場所でしょう。
河川敷のキャンプ場なので敷居が低いと思って、私も選択。
とっととテントを設置、一旦その場所を離れてイオンモール熊本で買い出し、その隣にある温泉まったりしました。

キャンプ場に戻り、一杯やろうと思ったのですが、キャンプ場は寒く買ってきたビールやチューハイなど飲めるはずもなく急遽ウイスキーのお湯割りでちびちびやっておりました。

結局することもなく早めに就寝。
今回初お目見えの高級ナンガの実力とやらを見せてもらおう。寝付きは早かったのですが思った以上に寒かった。
やはり深くは寝入ることができず、ふと目を開けるとテントに結露が付きはじめており、夜中の2時ぐらいにはポタポタ滴が落ちだします。
キャンプ初心者あるあるで、フライシートもかけず寝たのが失敗であったのですが、さらにコットを期待しすぎてました。地面からの冷気はコットプラス高級シェラフでもさえぎれず、少し寝ては起き少し寝て起きの繰り返し。
また無料キャンプ場だけにトイレは200mの彼方に、寒くてシェラフから抜け出したくはなかったのですがトイレもがまんできずトイレに行くたびに200m歩くことになり、すっかり目を覚めてしまいました。

こうなったら朝早く起き出すしかないと思い6時前にはバッチリ着込んで(寒すぎて前日来ていた下着も重ね履き)撤収の用意です。
本来は朝飯はキャンプ場でトーストを食べる予定でしたが、あまりに寒くて早く店に行くことに。
以前から調べていたおしゃれパン屋さんが朝から空いていたのでそこに突入することにしました。7時半にお店には着いたのですが既にそこそこの熊本おしゃれマダムさんで一杯。おっさんひとりで突入するにはややハードルが高かったのですが、寒さと飢えでそうは言ってられません。田舎者なのですが、いいですか?ていう体でお店に突入。
パン二個とコーヒーで1200円を超えた値段には驚きました。それでもおいしゅうございました。

帰りは菊池渓谷を回って帰ることにしました。
その他にルートマップで調べていたオートポリスの周りも、道が面白そうで、せっかくなので走ったことのない道を選択。昨日に引き続き非常に寒かったのですが道自体は素晴らしく、すれ違うライダーとあいさつを交わしながらライドを楽しめましたた。

行橋の手前でホタルの里公園で少し休憩。
あまりにも眠かったので無人テラスで少し目を閉じて休みました。でうどんでも食べようと思ったのですがもうお店に入る元気もなく、昨日食べ残したカップラーメンをすすることに。それでも外でお湯を沸かして食べるカップラーメン非常に美味しく、これぞキャンプツーリングの醍醐味ではないかと、ひとりごちました。

や菊池渓谷などの写真をたくさん撮りたかったのですがあまりに寒くてそれどころではなく、こうなったら無事に生きて帰らねばと思い、ヘタレですが北九州から高速を利用しました。

妻たちもチビと一緒に大阪京都旅行していたので、妻たちより早く帰りたく、何とか17時前に益田に帰宅。

本当はバイクやキャンプ道具も洗濯したかったのですが、もうその体力はなくて「本日はお疲れさま」と少しだけ荷物を整理して休むことにしました。

今回のキャンプツーリングは綿密に計画したつもりではあったのですが、やっぱり貧乏性のせいかイベントをきつきつに詰め込んでしまい時間にゆとりがなく、結果疲れ果てて思う成果が得られない、いつものパターンです。
なかなか性根って変わらないものですね。

それでも還暦前でバイクに乗ることに目覚め、趣味が一つ増えたことに関してはとてもうれしく思いました。
当初これから冬にかけてますます冬キャンをする予定でしたが、やっぱり根性なしの僕にはもう無理かな。
また暖かくなってキャンツーやりますね。