多伎スイムラン&鮎喰い会

例年この時期にやってる歯科医師会の定例支部会の「鮎喰い会」。

今年は日原の名店美加登屋さんでした。

ここは家族の方が患者さんでも通ってくださっているし、名店の誉れ高い店なので楽しみに行ってきました。

とはいっても次に日は多伎スイムランに出場する予定でしたので深酒は厳禁ですが・・・。

さて料理は素晴らしいかったです。
お店の感じも名店のオーラびんびんで都会からの人を招くには最高でしょう。
鮎だけでこれだけ料理が出来るのかと感動しましたが後半はお酒の影響で鮎の微妙な味わいが分からなくなってきました

この時点で同じくスイムランに参加の予定の斎藤先生は会を中座しておりました(さすがです)。

結局、調子に乗って次の店にも繰り出し帰ったのは午前様。
これがいけなかった・・・。

ここからは多伎スイムランに対しての反省と言い訳です。

トライアスロンなどの場合、前夜の深酒は厳禁なのは理解していますがこの時点で完全に忘れています。まして前回出た多伎スイムランのイメージもそんなにきつくなく余力を残してゴールといった感じでしたし3年前より明らかに走力は上がっているはずなので完全にナメテいました。

家に帰ってもなかなか眠られずにオリンピックを見たりして結局ほぼ徹夜の状態ですがまだ余裕でした。

朝5時半に家を出て大田ぐらいで猛烈に睡魔に襲われだしてからはちょっと焦りましたが、無事受付終了。

競技会場では斎藤先生や大石会会計の斎藤君をみつけ談笑してちょっとリラックス。

 相変わらず多伎の海はすごくきれいでテンションアップでしたが開会式ぐらいには太陽はもうジリジリで肌は焦げそうでした。

スタート時間が迫り、入水。
近くには斎藤君がいたので話をして緊張感を和らげます。斎藤君は初出場なので緊張感がありました。

さあ、スタート。
コースが広い割には最初のバトルは激しくゴーグルは、ずれるは、足の計測タグはとれそうになるは結構大変でした。

スイム一週目(ロングは二周)の中盤早くも足に異変が。右足がつりました。このパターンは指宿でも経験済みなので今回は冷静に対処。キックを使わずにプルだけで回復に努めます。ただこの時点で前夜の深酒を猛省。
もう二度と前夜にお酒は飲まないと誓う(ま、いつものパターンですが)。

スイムはなんとかやり過ごし無事スイムアップ。
トランジットでまた右足がつる。
もうヤバい感じが伝わって来ます。

それでも入りの5キロは26分とまずまず。

途中、ショートのMCCのアイちゃん斎藤君ともすれ違いざまに声を掛け合い気合をいれました。
なんとか8キロの山頂折り返しまでは頑張りました。

が、気力もここまで。
山をおり切ってからは全く足が出ません。
ついに給水所ではあるいてしまいた。

もう一旦歩くと心は折れてしまい、歩く頻度が増します。
当然、右足の腿とふくらはぎはつっており、ジョギングペースでも激痛が。

15キロ過ぎには右足の指が痙攣を起こし全く動けなくなりました。
この時点では人生初の棄権を考えました。
近くに救護車がいたら間違いなく乗ってましたね。
幸か不幸かすぐ近くに女子中学生が旗を持って応援しており、このまま立ち止まるわけにはいきません。
女子中学生の心配そうな視線をバネにしてロッキーよろしく足を引きずりながら走りだしました(女子中学生の為に演出で苦痛感2割増し)。

後半5キロはもうボロボロでなんとか無事ゴール。

すんごくキツかった。

ゴールでは斎藤君が待っていてくれて、アイちゃんとも話ができました。
とりあえずみんなで健闘を讃えあいました。

そして斎藤先生も無事ゴール。
お疲れ様です。

まあ、今年はもの凄く暑かった。キツかった。
2度と出るか!と思ったけれど今はリベンジしたい気持ちです。

まあ、みなさんトラアスロンの前夜は早く眠りましょう。