山陰ウィークリー

 以下の文章は山陰ウィークリー9月号に載せた私のコラムです。
「健康」がテーマで依頼がありました。
色んな方に「先生、見ましたよ。」と言われて恐縮です。見ていない人はご覧あれ

たいとるは「やろうぜ庭キャン!です

 

「健康」と聞けば脊髄反射で「運動」と思ってしまう私ではあるが、今回は「心の安らぎ」で書いてみたい。

 今、私がハマっているのは「庭キャン」である。このコロナ禍、キャンプブームではあるが実際には装備をそろえて予約をし、家族の同意を得てキャンプに出掛けるのはなかなかにハードルが高い。が「庭キャン」であれば思い立ってアウトドア用の椅子を出しカップラーメンを庭ですするだけでも味は3割アップなのだ。可能であればバーナーでお湯を沸かすとさらに1割味が良くなるから不思議だ。

 ここで気を付けたいのが服装である。ついそのままの部屋着、サンダルで出た日には、隣の奥様から「あら隣のご主人、家から追い出されたのね」などと邪推されかねない。正統派庭キャンに臨まれるのであれば靴はしっかり履きたい。キャップやハットがあればなおヨシである。夕方、少し肌寒くなったところで焚火など出せれば最高。焚火、ランタン、ウイスキーが揃った日にはもう気分は大山か三瓶キャンプである。それでも家の女性陣は引き気味で出てこないのはご愛敬。男のささやかなロマンとしておこう。

 ご家族、ご近所の白い目はあるかもしれないが、幸せホルモン増大間違いなし。まだの御方はお試しあれ。