見えなくていいものまで
歯科用CTを導入して、診断が劇的に変わりました。
今日も上顎の4番5番付近の圧痛を主訴においでになられた患者さんですが、他の医院でも原因が分からずに当医院でCT撮影をしました。
原因は埋伏過剰歯による副鼻食腔炎でしたが、従来のレントゲンでは絶対に診断は出来ませんでした。
その他、いままでの根管治療や外科治療なども診断精度があがりワンランク上の治療が出来ること請け合いですし、力強い相棒が出来た気分です。
ただ、自分では完璧に出来た根管治療もCTで観察するとビミョ~なこともあり、よりシビアにならざるおえません。
とにかく診断の基準が変わります。
自分の診療に対しての目もより厳しくなります。
CTを基準にして診療を進めていくとより診療レベルがあがることは確実です。