超(スーパー)滅菌清潔宣言

皆さん、病院ってとても清潔なところって思っているでしょ?
まあおおむね正解なのですが・・・。

ただ、それが皆さんが思っているところが、全て滅菌しているかというとそうでもありません。
清潔は清潔なのですが、それが消毒であったり除菌であったり滅菌であったりと、いろいろです。

物理的にどうしても滅菌できないところがあり消毒で済ませてしまうところもあります。

しらがみ歯科クリニックも平均以上に、消毒滅菌を心がけてきましたが、このたび意を決して患者様が触れるところは極力滅菌とするかディスポーザブルにすることにしました。
以前、熊本の生田先生が滅菌システムを確立するのには莫大な労力と費用がかかると仰ってましたが確かに早くもくじけそうです・・・。ただ、安全、安心、確実をモットーに医療人のモラルとしてスキのないシステムを確立したいと思っています。

何度も言いますが、当医院も他の医院もコンプライアンスに沿った滅菌システムはどこも備えていると思います。しかし、やはり心の隙の中にもうこの位でイイやと思うところは少なからずあります。
僕も100%完全か?といわれれば隙はあると思います。はたまた医療人の目で見て、この医院は完璧と思うところはほとんどありませんでした。

東京の眼科の先生も問題が発覚するまでは自分の中ではそれなりに滅菌していたつもりだったと思います(確かに冷静にみれば穴だらけのシステムですが)。

まずは滅菌システムとは直接関係ないことですが3月後半から患者様は院内土足対応とします。
土足自体、汚いと思われる方も多いと思いますが、実は病院のスリッパもものすごく汚いのです。すでに日赤や大きい医院は全て土足ですし、僕が行ったアメリカの医院はオペ室も土足対応でした。きっちり医院を綺麗に保つ努力をすれば、患者様に与えるメリットは大きいと思います。

とりあえず、凹まず頑張ります。