BMW XMレビュー その2

昨年の10月からフェラーリカリフォルニアTに替わり、新しく医院車両となったBMW・XM。
詳しく書こうと思ったのですが、HPの調子が悪くなりとりあえずUPしました。
その後、半年間乗ったのでレビューしたいと思います。

コロナが5類になって学会や委員会が対面となって、各地に行くようになりました。
益田に住んでいる身にとって、車は往診も含めて必要不可欠です。
そうとなれば、少しでも気持ちの上がる車に乗りたいもの。
そこで、前車は気持ちのあがるフェラーリを選択。しかも、車両の価値もそこまで落ちないので医院の資産を少しでも保全するには最良の車です。検診先の子供達のウケもいいし、患者さんからもよく話題にされます。カリフォルニアTは本当に実用と広告塔を兼ねたいい車でした。ですがので、次のフェラーリ?までは乗り続けるつもりでした。が、2年間乗っていると、最初のワクワク感は薄らいできます。流石に7年落ちのフェラーリ。オートクルーズもないしエアコンの効きも若干悪い。
先にも書いたように対面会議も増えてきて、松江、広島に行く機会も増えてきてもう少し安楽に出張に行きたいと思うようになりました。

とある日。たまたま?BMWディーラーを通りかかっていたところに雑誌で興味のあったXMが置いてあるではないですか。

よし、チョット冷やかしで見てみるかとディーラーにイン。

置いてあったXMは真っ黒な個体で23インチホイール仕様。雑誌で見た通りド迫力です。
しかも、ここは神戸のディーラー。お店もセールスレディーも担当のお兄さんも凄くお洒落です。こちとら益田生まれの小倉育ち。ユニクロですら着こなすのが難しいほどのザ・田舎モノです。
そんな私がキレイなお姉さんやお兄さんに「素敵です~」「お似合いです~」など言われて舞い上がらないわけはありません。
しかも、その月はBMWの決算月。猛烈な好条件を提示してきます。
聞けば担当のO君はウチの長男と同い年。「益田まで頑張ってお伺いしますよ。メンテも大丈夫です」と力強く宣います。

本来はカリフォルニアTに変わる車は今回は安楽なクラウンやレンジローバーにしようと思っていましたが、XMのワイルドさも捨てがたい。まだまだ闘える漢って感じがします。

ま結局、好条件とO君の熱意に負けて購入を決意。
たまたま、知り合いの車屋さんが好条件でカリフォルニアTを引き取ってくれることになり背中を押されました。

さ、こっからやっと車のレビューです。

まず、前回も書きましたがデカい!このデカさだけで乗る人を選びます。先日山口の歯科医師会館に駐車しましたが、枠からはみ出ていました。
しかもそこそこお高いのに乗り心地がが固い。神戸から引き取って帰るときにあまりの硬さに「この車、本当にSUV?」って思いました。

ただ、益田で乗る分には少々ぶつけてもイイと思えればそんなに苦にならず。固いと思っていた足もスポーツカーとおもえばむしろしなやかです。

惜しいのはこの車には急速充電ポートがついていない事。町中にある充電設備はほとんど高速充電。ただ、本来200V充電なのですが、アダプターをつかえば100V(家庭用)でも充電できます(物凄い遅いですが)。あと、そこそこの車高なのにステップがなく、エントリーシート機構がないので乗り降りが少しつらいこと。

その他はサウンドも演出過剰で私はいつもオフにしていますが、バブリングするのでテンションは上がります。

室内も基本はゴージャスですし、フロントシートはスポーツカーですがリアシートはラウンジの様。往診に行った衛生士もおどろいていました。電気ではしれば凄くジェントルですし、エンジンがかかれば生粋のスポーツカーです。電池がカラでもリッター10キロは走ります。自動運転も良く効きます(これが目的)。

いまのとこころ、特に不満もなく点数をつけるなら78点(基準は何?ってことですが)です。