映画 2本立て
久々にDVDを観ることができました。
ソフィー・マルソー主演の
「マーガレットと素敵な何か」 です。
彼女は、同世代であり、髪、瞳のブラウン色も何だか親しみがもてます。
アラフォーのキャリアウーマンであるマーガレットが、
突然7歳の頃の自分からの手紙を受け取るのです。
それをきっかけに、子供の頃の記憶がよみがえり、心の奥にしまいこんだ自分に気がついていく・・・というストーリーです。
かなり端折すぎで、すみません。
人は、大人になる過程で、「自分以外の何か」になろうとして、無理をしたり、それが大人になるということだと思い込み、
自分の本質から遠ざかっていくのかもしれません。
もう40年以上生きたりすると、残念ながら、その本質の上に、見栄やらエゴやらのホコリをかぶったりなんかして、その存在すら確認できません。
誰の中にもある、子供の頃と繋がっている心に気づき、
ホコリを払い、丁寧に扱ってあげないと・・・
ここに気が付けるのは自分にしかできないのです。
マーガレットが最後に開く手紙には、7歳の自分から
「どんな私になっていても???だよ」
のメッセージ。(ネタバレなので少し隠します)
観てる人にも響くと思います。
好き嫌いがあるかもですが、私はかわいい映像と共に、楽しめました
そして、先日テレビで放映された
「八日目の蝉」
小説を読んでいたので、ストーリーは分かってましたが、
切なすぎるラストにはやっぱり涙、涙・・・。
誘拐犯でありながら、素晴らしい母親を
永作博美さんが、淡々と見事に演じていらっしゃる!!
映画って、やっぱりいいですね~