読み語り
数ヶ月前から、小学校の読み語りに参加させてもらっています。
幼稚園では読み語りを経験させてもらってますが、小学生、特に高学年は、私にとって未知の世界。
ちゃんと、聞いてくれるのかな・・・と心配でした。
今は気負うことなく、読めるようになり、最初私が読む事を嫌がっていたタイガー君も、楽しみにしてくれてるようです。
今朝はタイガー君の五年のクラスでした。
この二冊を読んでみました。
ホームランを打ったことのない君に
長谷川集平
エドワルド~せかいでいちばんおぞましいおとこのこ
ジョン・バーニンガム
「ホームラン~」の方は、野球をしている生徒と言葉を交わしながら、楽しく読めました。
「エドワルド~」の方は、子供の真髄をつくおもしろいお話です。
子供は共感、大人は納得・・・といった感じでしょうか。
もともと本は(活字が)大好きで、子供の頃は読みかけの本があることが、嬉しくて仕方がない・・という子供でした。
いい子を気取ってるわけではないのですが・・・
三人の子供にも本好きになって欲しいのですが、なかなかそうはいきません。
私には子供のときに、読書に関して、ある記憶と思いがあるのです。
しょーもないコトなんですけど・・・。
・・・・私の妹は、私とは真逆で、本を読むよりは外でのボール遊びが好きな子でした。
そんな妹に母が言うのです、「本を読みなさい!!」 と。
子供心に「そんなこと言わんでもいいのに・・・」と思っていました。
私にとって本を読む事は遊びでした。
妹の得意な遊びは、ボールや縄跳びです。
母が遊びを強要しているように感じていたんだと思います。
もし私が「ボールで遊びなさい!!」などと母に言われようものならば、「無理、無理!!」なわけです。
その思いがあり、子供に「本を読みなさい!!」がいまだに、言えません。
本の楽しさは、絵本を読んだりして、少しは伝えているつもりですが・・・。
人が一人生で体験できる事は、時代背景などもあり限られていますよね。
でも、本を読むことで得られる、擬似的な体験は、人生を何倍にもしてくれると思います。
本、読んで欲しいなあ。
子供達!本だけは読んじょき!!
後悔だけは、しやーせんから!!
って、 龍馬風で言ってみようかな。
(分からないよ、意味な~し)