指宿トライアスロン~後編~

前回に続き、レース当日。
最近の中ではグッスリ眠られました。

実は、レース3日前ぐらいから大風邪をひいてしまい、スリムクラブばりに声もがらがらでした。患者さんからも
「お大事に」
と言われる始末。
相変わらず声は出ませんでしたが、まずまずの体調(のはず)。

さて朝ごはん。フロアーに降りてみるとちらほらアスリートの姿が。
朝ごはんのバイキングは意外にも充実しておりついついとりすぎてしまいお腹パンパンに。

それでも自転車を預けに会場に向かえば結構ヤル気満々。

トライスーツに着替え、スタッフにもらったバームを飲めばスイッチオンです。

朝から右膝に若干違和感を感じており、前述の風邪による息苦しさからスイムに不安を感じており早めに試泳してみるも特に問題なし。

ふと隣に目をやるとそこには芸能人軍団が。
菊池弁護士、いいからだしてます。

さあ、緊張したままスタート。

出だしは後方から見送る作戦でしたが、やっぱりスタートとなるとついつい前に出てしまいます。
5分ぐらい泳いでいると右足にこわばりが、
「何か、ヤバい感じ・・・」
胸も息苦しくなってきました。
「ひょとしたらウェットスーツがもう古いのか?」
「やっぱりケチらずに、新しく買っておけばよかったか・・・」
などと考えるうちに案の定右足に痙攣が。

「ヤバい、このままでは最悪棄権になってしまう。」

冷静に冷静に。自分に言い聞かせる。

「時間は十分ある」

安田美佐子が抜いていくのがわかった。
「野郎!あとでブチ抜いてやる」
と思いながら何とかヨタヨタでスイムアップ。

さあ、バイクパート
ここでもアクシデントが。
1周目の折り返しで係員の誘導ミス(私の勘違い)によりコースアウト落車。レース初の落車です。
「大丈夫、どこも折れてない。自転車も動く。でも結構痛い」チェックOK。
なんとか再スタート。
バイクコース自体は風もなくフラットですごく走りやすかった。

ただ、周回なものだから、トップアスリートと自分のスピードの差を見せつけられます。

どうしたらあんなに早くなるのだろう?

こうなったら金にものを言わすしかないのか?

などと不埒なことを考えながらバイクパート終了。
順位は少しは上昇(当然、安田美佐子、ノッチは抜いてます)。

ラストのラン。
「よし、ぶっ飛ばすぜ」と思うが足が出ない。
まあ、いつものパターンです。

とりあえず一歩一歩前進前進。

ランコースもフラットで非常に走りやすい。

2周目は義父が伴走をしてくれました。

そのまま義父と一緒にゴール。
他のランナーは妻や恋人、子供たちとゴールですが私の場合・・・。
まあ良しとしましょう。

想定外の事が起きたレースでしたが、完走できたの満足です。
大会自体はトップアスリートの参加やバイクレースなどもあり非常によかったです。

たくさんの出店がでていたのでゆっくりしたかったのですが我々にはまだ最後の種目のロングドライブがまっているので、早々に会場を後にすることに。

せっかく指宿に来たのだから、イッシーは見て帰ろうということになり池田湖に。

8時過ぎには福岡に到着。
ここからはシングルドライブです。
ここからのリタイヤはゆるされないので。ゆっくり完走を目指します。

楽しい2日間でしたが、宮島に向けて課題が見つかりました(満載!大丈夫か?)。

さあまた診療と練習、頑張ります!